生野区の「気づきの事例検討会」の学びも4年になります。
今日の参加者の中には、観察者として初めて「気づきの事例検討会」を見た方もおられました。
終了後、感想を伺うと「1つの事例を
ここまで深めていくのを見て、凄いなぁ」と感じられたとのこと。
このことで稲松が感じたことは、忙しい日常の中では、事例の表層を見て支援(支援といえるのか悩みますが)を行い、モニタリングで振り返る際にも表層的な結果で評価してるのだろうなぁ。ってこと。
それは、そのような視点で評価されているからだとも。
人は単に「できる」「できない」だけで評価されるものではないと思うし、してはいけないと思います。
クライアントとケアマネジャーの関係性の中で何が起こって、どうなったのか。プロセスがあっての結果なんです。
稲松はよく「生活とは、結果ではなくプロセスです」といいます。
だから簡単に結果や見えることだけで評価してはいけないと考えます。
だから対人援助の仕事はおもろいのです。
今、対人援助の業界に、特に介護業界に人材が来ない、育たないのは、この辺りの影響の方が大きく、単にお給料のことだけではないと思います。
事例検討会を行なって、対人援助の魅力を再認識しましょう。
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