4回シリーズの最終回でした。
稲松は4回のうち1,2,4回目を担当。
3回目は体験実習。
実際に高齢者施設に行って利用者さんのお話相手を体験しました。
最終回の昨日は、実習にいっての感想からスタート。
プラス反応の感想では、
「利用者の方が、活き活きしていらした」
「思っていたより明るい雰囲気でした」
「ゆったりとした時間だった」
等々、、、。
稲松の感想「やっぱ、施設って暗いイメージなんかなぁ」です。
マイナス反応の方は、
「『耳が聞こえない、目も薄くなってきて、何もいいことはない』って話しを何回もされて・・・」
「食堂で、ぽつんとしていて孤独感が伝わってきて・・・」
など、ネガティブな話を聴いいたことが辛かったようです。
さだまさしさんの歌に「療養所(サナトリウム)」というのがあります。
歌詞に、
「さまざまな人生を 抱いた療養所(サナトリウム)は
やわらかな陽だまりと かなしい静けさの中」
という部分があります。
生活の場所は自宅だったり、施設だったり、色々ですし、
そこでの暮らしの捉え方も十人十色です。
場所は違えども、その人なりの暮らしがそこにあり、
ばたばたと過ごさずに、ゆったりとした時間を感じると
「生きる」ということを見つめる時間が持てるのではないでしょうか?
お話し相手のボランティアは、
その時間を共有する関わりなのだと感じています。
活き活きと日常を語る人の内面にも 悲しさは存在するかもしれませんし、
悲しい,さみしい、辛い思いを語られる方の内側にも光が潜んでいるかもしれません。
そういったことに思いをはせて、耳を傾けることが「傾聴」なのかしら。
と感じた最終講座でした。
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