2017年1月7日土曜日

一歩一歩進めばいつか頂上に立てる


今日も朝からNHKを観ていた。

土曜日なので「あさイチ」ではなく、

昨秋亡くなった、登山家の田部井淳子さん、

最後の登山ドキュメント。


故郷である福島で被災した高校生に呼びかけて

富士山に登る企画である。

すでにガン末期だった田部井さんは、

富士山の7合目で一緒に昇っている夫に

「エベレストの時よりも辛い」というようなことを口にしていた。


が、山道を登ってくる高校生たちには

「とまって、雲海を観てね。雲の上にいるよ」

等の言葉をかける。

秀逸は、

「どんなに苦しくても一歩一歩進めば、

 必ず頂上に立てる」という言葉だ。


この言葉は、おそらく

田部井さんご自身にも語りかけていたに違いない。

そして、被災した高校生たちにたいする

先輩としての語りかけであったに違いない。


この言葉を、自分自身にも

ケアマネジャーや相談員、介護の仕事など

社会福祉の仕事に携わる人たちに

かけ続けたいと思いました。



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