土曜日なので「あさイチ」ではなく、
昨秋亡くなった、登山家の田部井淳子さん、
最後の登山ドキュメント。
故郷である福島で被災した高校生に呼びかけて
富士山に登る企画である。
すでにガン末期だった田部井さんは、
富士山の7合目で一緒に昇っている夫に
「エベレストの時よりも辛い」というようなことを口にしていた。
が、山道を登ってくる高校生たちには
「とまって、雲海を観てね。雲の上にいるよ」
等の言葉をかける。
秀逸は、
「どんなに苦しくても一歩一歩進めば、
必ず頂上に立てる」という言葉だ。
この言葉は、おそらく
田部井さんご自身にも語りかけていたに違いない。
そして、被災した高校生たちにたいする
先輩としての語りかけであったに違いない。
この言葉を、自分自身にも
ケアマネジャーや相談員、介護の仕事など
社会福祉の仕事に携わる人たちに
かけ続けたいと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿