2013年6月28日金曜日

疑似体験としてのロールプレイ


今日は、
ケアマネジャーさんの孔子のための研修、
介護支援専門員専門研修Ⅰ・更新研修Aでした。

本日は、対人援助面接を軸に
7時間、ほぼ演習です。
午後の後半にロールプレイをやりました。

ケアマネジャー役
クライアント役
観察者

もちろんケアマネジャー役を観察してもらうことがメインの狙いですが、

クライアント役をすることで
クライアントの立ち位置の「疑似体験を知ってもらうのも一つの目的です。

通常、ケアマネジャーとしてクライアントに向き合う人たちが
クライアント(あくまでもロールですが)として
ケアマネジャーに向き合います。

後の感想で、クライアント役をしてみて、
「相談する不安」と、「聴いてもらえる安心感」の
両方を味わっておられました。

また、
「ケアマネジャーに対してちゃんとまとめて伝えることが難しい」
という感想もありました。

コミュニケーションの専門家であるケアマネジャーが
相談する立場になった時に伝える困難さがあったとすれば、

普段の現場でのクライアントさんは
もっと、バラバラのお話になって当然です。

そうであれば、ケアマネジャーは
クライアントの話を傾聴するだけでなく
要約して内容の確認をすることが重要になってきます。

それぞれの立場を考えながら行うことは重要です。
加えて、観察する機会も得られましたから、
その辺りのことも感じていただけたのなら幸いです。




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