2016年5月18日水曜日

困難事例の何処が困難

今日は、

ケアマネジャーの専門研修新カリキュラムのテキスト作りのワーキング。

様々なタイプの事例を扱うのですが、


困難事例だと思うケースとは、どのようなものでしょうか?

複雑なケースの課題とは、どういったことになっているのでしょう?


それには、一つひとつの情報をつなぎ合わせて、どんな問題が起こっているのかを考えてみる事が必要です。

クライアントの身体の問題、気持ちの問題、物理的な環境の問題、家族の状況、家族の思い、家族以外の人的環境の問題、経済的なこと、制度の問題、介入のタイミング、、、勿論  援助職者の力量、等々

これらのことを丁寧に振り返って、何が困難を生み出しているのか?

それをキチンと検証しないで、印象だけで困難と感じていることが結構あるのではないでしょうか?


アセスメントとは、決して単発ではなく、この様な作業の繰り返しでもあると思います。

その先に困難さが浮き彫りになってくる様に感じています。

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