2016年5月9日月曜日

利用者が主体であるということ


今日は、

神戸市の地域支え合い活動支援者(LSA、SCS、地域支え合い推進員)の

新任研修でした。


これらのワーカーは、

基本CSW(コミュニティソーシャルワーカー)なのですが、

社会福祉援助の専門的なことを学んでいる人は少ないのが現状です。


地域支援を考えようとするときに

そのベースである個人支援(ケースワーク)は必須です。


そこで一番に押さえてほしいなと感じることが

利用者主体ということです。


それは、私たちが支援するのは

利用者の生活であり、

その中の「自己決定」を支えるからです。


新任さんの間に、

はじめの第一歩のところで、

このことをきっちりと伝えないと

「困っている人を助けてあげる」という、

専門職とはかけ離れた人材が育ってしまいます。


私たちが専門職であるためには、

常に、利用者が主体であることの意味を考えていなければならないでしょう。

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