2ヶ月が過ぎようとしています。
フリーランス講師(私だけかもしれませんが)は、
この2ヶ月間は、比較的緩いスケジュールです。
お世話になる多くのクライアントが、
新年度早々に研修事業を組みにくいからです。
組織に属していた頃は、
年度をまたいで、予算決済の時期ですし、
新たに動き出した新年度の一つのポイントです。
新しい環境になじめない人が出てくるのも
この時期が最初です。(5月10日の木の芽時です)
精神的に病まないまでも、
様々な、不平不満が出てきます。
ここで、それらの愚痴をどのように聞くかは、
その後の実践に大きな影響があります。
愚痴は、非建設的で、取るに足らない戯言。
そう思ってませんでしょうか?
確かに、ただただはき出したいという理由で
文句を言っている人も居るかもしれません。
しかし、傾聴してみると
発言される文句の中には根拠があって、
客観的に分析すると、
組織の課題や目標、対応方法に対する示唆を含んだものもあります。
愚痴が出てきたときにも、
基本は、まず傾聴です。
それも「言い返してやろう」と聴くのではなく、
(そもそも、それは傾聴とはいえないけれど、,,)
しっかり聴いた上で、傾聴するだけでどうすることもできない内容か、
現状を分析して、今後の運営や活動実践につなげるのか、
整理することが必要です。
利用者の苦情が、サービス向上の種になるように、
スタッフの愚痴が、業務改善の種になることもあると思います。
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