2017年2月13日月曜日

クライアントの不安を受け止める


昨日は、午前中に面接が一つありました。

前回からの約束で、逐語録を振り返りました。

電話相談の逐語録です。


詳しい内容はかけないのですが、

ケアマネジャーさんではなく、

在宅の医療機関の紹介等を行う窓口の相談員さんです。


バイジーさん自身の振り返りでは、

「もっと早い段階で素子リーニングができれば」

と考えておられますが、

インテーク面接で

スクリーニングシートみたいな質問事項を確認するというやり方は

お奨めできません。

最小限のお話を聞くということで

相手の気持ちも整理できるからです。


スクリーニングだけでは関係性ができないと思っていらっしゃる方が多いように思うのですが、

実は、電話に出た段階で関係性はスタートします。


渡部律子先生は著書の中で、

インテーク面接においてクライアントの不安に対応することを押さえておられます。

ワーカーが、自身の業務を優先しようとすれば忘れてしまいがちな点です。

そして、その手当ができるのでクライアントは安心して語ることができるのだと思います。


バイジーさんは、その辺りを押さえながら

クライアントの語りの中でスクリーニングを行い、

いくつかのポイントを再確認していただいた上で

必要であれば再度連絡くださるようにアドバイスして

面接の受話器を置いています。


このような対応を心がけていると

この相談者は、次に何かあれば連絡をしようと思ってくれるのではないでしょうか?

言い換えれば、バイステックの原則等を意識した面接を心がけることだと思います。

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