18題の様々な内容でした。集団に馴染めない3歳9ヶ月の女の子の一般の保育所に笑顔で通えるまでの支援や、公路生活者の就労支援、特養の拘束廃止支援、、、等々。
成功事例だけでなく、「試行錯誤の末少し前進できたかしら?」というものも。
しかし、全ての事例がそのプロセスにおいて「観察し」「考え」「計画し」「共有し」「実践して」「評価・振り返る」を丁寧に行なっているものでした。
事例検討会でもそうなんですが、実践したことを振り返り、言語化して発表することは大切なことです。
自分だけで振り返ると、どうしても結果に目が行き「できていなかったところだけを反省したり」逆に「上手くいったところを拾って評価したり」することがあるからです。
プロセスを振り返り、言語化して発表するところに意味があるのです。
生活支援はプロセスの支援だからです。
プロセスを振り返り、検証することで気づきが生まれ、次の実践に行かされるからです。
「経験知」とはそういものだと思います。
--
****************************************************************************
稲松 真人(いなまつ まこと) 兵庫県対人援助研究所 主宰
〒675-0146 兵庫県加古郡播磨町古田1-3-41
Tel.&Fax.:079-437-9745
E-mail:macoto.inama@gmail.com
****************************************************************************
0 件のコメント:
コメントを投稿