2017年2月26日日曜日

ケアマネジメントは、チームアプローチが前提です。


今日は午前中に面接が1本ありました。


1つのケースで、

クライアントの抱える課題だけではなく、

その家族も支援の必要性がある場合に、

ケアマネジャーはが1人で抱えこまずに、

他の支援者と共有していく見極めをどのタイミングでするのか?

というようなテーマです。


まず、アセスメントをしっかりするのですが、

クライアントと面接しながら、

家族の話題等が出されたときに、

その中から「違和感」を感じられるかどうかです。

(もちろん、家族の話題を話し手もらえるということが前提ですが、、、)


そして何らかの「違和感」を感じたときに

相談できるネットワークを持っておくことです。


医療的な問題に関する違和感であれば、医師・看護師・その他のコメディカル。

法的な問題であれば、弁護士。

さまざまなカテゴリーの違和感について

その専門家に相談できるネットワークを作っておくことです。


そして、押さえておきたいことは、

そもそもケアマネジメントを含む福祉対人援助は、

チームでアプローチするということを意識することです。

そのとっかかりがケアマネジャーであったとしても

アセスメントする中で、それぞれの課題に対する専門家と

連携するはずですから、

インテークの段階で、どのような他の専門職と繋がるかということは

おおよそ見立てがつくはずです。


その見立てが難しいときには、

同職種連携の中で、

できればスーパーバイザー的なポジションの方に相談できればよいのですが。


その時に注意すべき点は、

クライアントの支援が目的で相談するというスタンスです。

ケアマネジャー自身が苦しくて、情報を共有するのではなく、

あくまでも「クライアントの福利を優先する」といった

倫理観がベースにあることは大前提です。

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