1つのケースで、
クライアントの抱える課題だけではなく、
その家族も支援の必要性がある場合に、
ケアマネジャーはが1人で抱えこまずに、
他の支援者と共有していく見極めをどのタイミングでするのか?
というようなテーマです。
まず、アセスメントをしっかりするのですが、
クライアントと面接しながら、
家族の話題等が出されたときに、
その中から「違和感」を感じられるかどうかです。
(もちろん、家族の話題を話し手もらえるということが前提ですが、、、)
そして何らかの「違和感」を感じたときに
相談できるネットワークを持っておくことです。
医療的な問題に関する違和感であれば、医師・看護師・その他のコメディカル。
法的な問題であれば、弁護士。
さまざまなカテゴリーの違和感について
その専門家に相談できるネットワークを作っておくことです。
そして、押さえておきたいことは、
そもそもケアマネジメントを含む福祉対人援助は、
チームでアプローチするということを意識することです。
そのとっかかりがケアマネジャーであったとしても
アセスメントする中で、それぞれの課題に対する専門家と
連携するはずですから、
インテークの段階で、どのような他の専門職と繋がるかということは
おおよそ見立てがつくはずです。
その見立てが難しいときには、
同職種連携の中で、
できればスーパーバイザー的なポジションの方に相談できればよいのですが。
その時に注意すべき点は、
クライアントの支援が目的で相談するというスタンスです。
ケアマネジャー自身が苦しくて、情報を共有するのではなく、
あくまでも「クライアントの福利を優先する」といった
倫理観がベースにあることは大前提です。
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