2017年2月24日金曜日

法定研修で、自身の偏りを克服する


昨日は、

兵庫県の主任介護支援専門員更新研修Dコースの8日目の演習指導でした。

例の、7つの項目に分けられた事例を用いた演習、

「家族支援の視点が必要な事例」


以前から稲松は、

新カリキュラムに関して不都合な点を書いてきましたが、


本日は違う視点で、

援助職者がクライアントをアセスメントする場合、

多面的に情報を収集・整理することが求められます。

身体的・心理的・社会的にとカテゴライズされたり、

ICFの概念図を用いたり、

ジェネラリストモデルであったり、、、


ところが、援助職者も人間ですから

どうしても項目に偏りが出てきたりします。

ケースによってもありますが、

援助者自身の癖だったり、価値観お方より出逢ったりします。


今回の研修カリキュラムでは

7つの視点での事例を繰り返し振り返ることを行います。

そのことによって、自身が見逃しがちな視点でのアセスメント項目、

すなわち苦手としている領域のアセスメントについて

意識しやすくなるのではないかと考えられます。


せっかく、日数をかけて学ぶのですから

前向きに、自身のプラスになる、ってことは、

利用者にとってもプラスになる時間としたいものです。

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