2017年2月17日金曜日

関係性を作るはじめの第一歩


今日も新任民生委員児童委員さんの研修。

第5弾は淡路島の洲本、もちろん淡路ブロックです。


午後の後半に、90分相談援助についてお話しするのですが、

時間が短くて、充分お話しができないのが少し残念です。。。


私のお喋りの後に、

先輩民生委員や主任児童委員さんからの実践報告があります。

先日も触れましたが、

前向きに、対象者さんに関わる素敵な方に出逢えます。


民生委員を受けてはじめに感じることの一つに、

「『民生委員は何する人ぞ』を知っている方が少ない」ということだそうです。

そこで、地域の行事や集まりに出かけたり、

市域の対象者とおぼしき人のお宅に訪問をしたり、

地道な努力を重ねていらっしゃいます。


自身の役割と共に「存在」を知ってもらう働きです。


援助関係を形成するときに

バイステックより先に必要なのが

出逢うことです。

援助職者は、対象者つまりクライアントの理解について

非常にエネルギーを使います。

当たり前といえば当たり前のことなんですが、

それと同じくらいエネルギーを使いたいのが

援助職者である自分を知ってもらうことです。


お互いの存在を認識し合わないと、

関係性は生まれません。

そして関係性が芽生えたところで

バイステックを意識することが必要なんです。

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