今日は、兵庫県の新任民生委員・児童委員さんの研修4カ所目
北播磨ブロックは、小野市の「うるおい交流館エクラ」でした。
380名ほどの方が受講されました。
北播磨ブロックは2/3ほどの方が新たに改選されたそうで、
最近の傾向として、2期3期と受けられる方が減っているようです。
大変なお役目ですので、
1期3年受けられれば「次の方にお願い」というお気持ちになられるようです。
そのお気持ちも充分理解できるのですが、
全県でのアンケートでは、
「何故、民生委員を受けられたのか?」という問いに対して、
「断り切れなかった」という回答が大多数を占めるそうですが、
1期3年を迎える時点でのアンケートでは、
「やりがいを感じる」「ある程度やりがいを感じる」が9割を占めるそうです。
地域福祉の大切な担い手で、直接対象者と関わるポジションですので、
対象者の方々から観れば、あまり頻回の変更になると
「『せっかく顔なじみになって、信頼もできるし、これから色々相談したいなぁ』
と感じる頃に新しい方に変ってしまって、また、最初からお話ししなければならないし、
次はどんな方が受けられているのかもよく分らないし・・・」ということが起こります。
そう感じると、できる限り複数期つとめて頂けると助かります。
そう考えると、地域福祉を担当するポジション、
地域包括や障がい者の相談センター、
行政の窓口だって、3年に一度「異動」があるのはマイナス面が大きいんですよね。
だから、地域のことは地域で関わる仕組みづくりが要るのです。
ただし、行政はそこにしっかりと政策的・経済的な支えをつけることですよ。
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