午前午後と和歌山で「認知症介護実践者リーダー研修」
人財育成の「スーパービジョンとコーチング」の講義でした。
その後、晩方に兵庫県介護支援専門員協会の相談窓口委員会でした。
専門職の人財育成ですから
直ぐに目が行くのは
専門的な知識、そして技術。
しかも、
知識だけではなくて、技術も備わっていないと実践ができないわけですから
この両者が揃わないといけないというところは、非常に重要なポイントです。
しかし、
もっと重要なことは、知識や技術の下支えになっている
専門職としての「価値・倫理」というところです。
人事育成を考える場合も
価値や倫理というところを丁寧に伝えていく必要があります。
相談窓口委員会では、今までに寄せられた相談内容の分析作業を行っていますが、
その中でも、知識・技術に関す相談の中に
「うーん、そもそも価値や倫理についての見識を感じられないよねぇ」
と思わせる内容も少なからずあります。
事業者に都合のいい人材が、すなわち利用者本位でないとは断言できませんが、
利用者にとって都合のいい人材を育てるという、本来の目的を外さないことは重要です。
理想を言えば、
利用者に都合のいい人材がイコール、事業者にとっても都合のいい人材
ということになって欲しいですね。
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