2013年10月18日金曜日

利用者にとって都合の良い人材


引き続き、、、昨日の分、、、

午前午後と和歌山で「認知症介護実践者リーダー研修」

人財育成の「スーパービジョンとコーチング」の講義でした。

その後、晩方に兵庫県介護支援専門員協会の相談窓口委員会でした。


専門職の人財育成ですから

直ぐに目が行くのは

専門的な知識、そして技術。


しかも、

知識だけではなくて、技術も備わっていないと実践ができないわけですから

この両者が揃わないといけないというところは、非常に重要なポイントです。


しかし、

もっと重要なことは、知識や技術の下支えになっている

専門職としての「価値・倫理」というところです。


人事育成を考える場合も

価値や倫理というところを丁寧に伝えていく必要があります。



相談窓口委員会では、今までに寄せられた相談内容の分析作業を行っていますが、

その中でも、知識・技術に関す相談の中に

「うーん、そもそも価値や倫理についての見識を感じられないよねぇ」

と思わせる内容も少なからずあります。


事業者に都合のいい人材が、すなわち利用者本位でないとは断言できませんが、

利用者にとって都合のいい人材を育てるという、本来の目的を外さないことは重要です。

理想を言えば、

利用者に都合のいい人材がイコール、事業者にとっても都合のいい人材

ということになって欲しいですね。

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