一昨日は、
大阪で午前午後と主任リーダークラスの施設職員さん向け
リスクマネジメント研修。
晩に、伊丹で介護保険施設の内部研修で
「認知症・虐待・感染症」についての研修会でした。
リスクマネジメントというと事故防止や事故対応、
苦情解決体制等につながってくるので、
どうしても守りの姿勢みたいな話になりがちですが、
何を目指すのかは、利用者の福利です。
認知症ケアや虐待の防止・感染症の予防等々
この3つのテーマは、介護保険施設では実施しなくてはならない研修で、
実施されていなければ実地指導や監査で指摘されます。
もちろん、監査等で指摘されないために研修するのではなく、
利用者の福利のために実施されるものです。
「利用者の福利の優先」という
対人援助職者にとっての倫理があります。
私たちが研修を受けることは、実はこの倫理によります。
私たちが研修を受け、知識・技術が向上することで
利用者により質の高い支援が可能になる。
そこのところが研修を受ける目標です。
義務研修、任意研修と様々な研修がありますが、
素の研修を受ける意味も押さえておきたいと思います。
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