2016年11月12日土曜日

ニーズと資源


昨日は午後から(受講生の皆さんは終日)、

神戸市の地域支援をする援助者の新任研修でした。

地域支え合い推進員・SCS・LSAのさん職種です。

地域支え合い推進員は、地域包括支援センターに配置されるCSW、神戸市独自配置。

SCSは(シニアシティズンサポーター)、阪神淡路大震災の大規模復興住宅に配置された
一人住まいの高齢者大正のCSW。

LSAは公営のシルバーハウジングに配置されている生活支援員です。

それぞれケースワークというよりはコミュニティワークをするポジションです。
(LSAは少しケースワークによっていますが、、、)


地域での支援を考えるときに、

その地域内にどのような資源があるのかは重要なポイントです。

このときの「資源」とは、例えば

病院、スーパーマーケット、福祉施設、金融機関、等々の

既存の施設等の資源を指す場合が多いのですが、

ここで考えてみたいことは、「そもそも社会資源とは」ということです。


援助という視点で見たときに「社会資源」とは、

「ニーズを解決するために使えるモノ」です。

ニーズがあって、社会資源が選択されるのが基本です。


個別支援もそうですが、地域支援でも

地域に存在する課題(ニーズ)があって、明確になって、

その課題を解決するためにある施設やシステムが必要となります。


資源よりニーズが先にあることを忘れてはだめだと思います。

ということは、アセスメントを丁寧にすることが肝要です。


専門職としての基本、

「アセスメントが有り、ニーズがあって資源が選ばれる」

ここんとこは押さえておきたいものです。

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