2016年11月25日金曜日

傾聴(話し相手)ボランティアについて


今日は、須磨区で傾聴ボランティアの養成講座でした。


昨今、傾聴ボランティアのニーズは高く、

施設などでも受け入れしているところが増えているようです。

また、各ボランティア養成講座の中でも"傾聴"は人気が高いようです。


講座に関わっていて感じることは、

「人の話を聴くだけの活動なので、誰でも簡単にできる」

と思っていらっしゃる方がいます。

そうといえばそうですが、相手のあることですし、

「話を聴くということがどういうことなのか」ということを知っておいた方が

相手に迷惑をかけずにすむと思います。

だから養成講座があるのです。


逆に、「人の話しを聴くのだから、きちんと勉強してやらないと

かえって迷惑をかける。簡単にはできないぞ」と気負い込んでいる方もおられたり、

何年か経験された方は、

「もっと、話を聴くことで相手のためになる方法があるのでは・・・」


傾聴ボランティアは、いわば「話し相手ボランティア」です。

専門家でもありませんし、ましてやカウンセラーでもありません。

相手の方と楽しくお話しをする時間を持てればOKです。

楽しくお話しするために、コミュニケーションの基本的なことや、

認知症についてや、福祉施設のことを少し学んでもらっているのです。


どうか肩の力を抜いて「会話を楽しむ時間」を作ってください。

勿論ボランティアですから、義務ではありません。

無理のない範囲で行えば良いのです。


最初は、少しチャレンジという意味では勇気が要るかもしれません。

そこは少し、顔晴ってみてください。

そして、少しだけ相手のために気遣う部分は持ってください。

必要なことはそれだけです。


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