例の7つの科目事例について、
見直しに係る分析と解決策への視点へ繋げる演習。
そして、個別事例から地域課題への関連を知る演習です。
今日明日で、
「看取り等における看護サービスの活用事例」
「認知症に関する事例」
「入退院等における医療・多職種連携の事例」
の3つの課題に取り組みます。
テキストには、模擬事例も掲載していますが
厚労省の意向があって専門研修Ⅱでは
「極力、受講生の持ち込み事例で演習を行う」
というハードルもあります。
個々で問題となるのは、事例が揃わないということです。
例えば、受講生の中には「看取り」のケースを担当したことのない人も居ます。
そうすると事例は書けません。
予想通り「看取り等・・」の事例が足らないのです。
このようなときには「看取り」ではなくても
「看護サービス」を利用しているケースでも良いから
持ち込み事例で演習して欲しいという
厚労省の要望も確認されていることから
それで実施したのですが、
本来の「看取り等における看護サービスの活用」での
特徴を拾うことが難しく、
科目の狙いとしては演習の目的がぼやけてしまうのです。
こういった場合、
「看取り等の看護サービス事例」の特性を重視するのか、
「持ち込み事例」の生の情報を振り返ることを重視するのか、
二者択一、痛し痒しの感覚でした。
やはり、カリキュラムも含めてやり方を見直す必要を感じたのでした。
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