2016年11月7日月曜日

多問題ケースのコーディネーション

今日は、神戸市の地域福祉ネットワーカーさんの事例検討会でした。

ネットワーカーさんは、高齢者支援や障がい者支援、子育て支援、就労支援等々の色々な支援を必要としている多問題ケースに関して、ネットワーキングを機能的に行えるためにコーディネーションする役割を期待されています。

その為には、それぞれ個々のケースがどの様になっているか。個々の課題がどの様に影響し合っているのか。クライアントシステムの目標は何で、そこに向かって各支援者は何をするのか。を確認せずにコーディネートは困難です。

そして、支援を具体的に進めていく為には、全体像がを俯瞰する役割が必要となります。
その役割を担うのがネットワーカーです。

その役割を担う為に、事例を丁寧に振り返って「何が起こっていたのか」を可視化していく。ワーカー自身が「どうアセスメントしていたか」を検証して「何ができていて、何ができていなかったか」をサポーティブに探っていく必要があります。

今日の午後の3時間は、その為の濃い深い時間でした。

事例提供されたKさん、本当にありがとうございました。真摯に事例に向き合われた検討者の皆さま、ありがとうございました。
今後も、是非こういった時間を持たれますように切に祈っております。

0 件のコメント: