2016年11月30日水曜日

アセスメント、全体を見る目と個々を見る目

本日は、大阪の北浜でエールサービスのケアマネジャーさんたちと月に一度の学習会でした。

今日のお題は「アセスメント」

クライアントの主訴を入口にして、課題やその背景を明確にして行くために、面接で多面的な情報を得て、統合分析するプロセス。


情報を全体で見るときに「まるいドームのように見えても、個々の花や葉を見る視点も必要です。

全体を形作っているのは個々の花や葉ですから。

逆に個々の花や葉だけを見て、全体が見えないのもあまり良くない。

両方の視点が必要です。


また、花を見るときに鉢の中ばかりに注目すると、鉢の外で根付いている花を見落とすかもしれません。

ケースの局面によって、近づいたり離れたり、距離感も考える必要があります。

そういうことを意識しながら、クライアント自身がどのように捉えていて、何が起これば満足して行くのかを理解する作業だと感じています。

そして、このプロセスをちゃんと行わなければ「支援」ではなく「おせっかい」になってしまうのです。

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