2016年7月2日土曜日

本来の目的を見失わないこと。


今日は午前中に兵庫県介護支援専門員協会の

“気づきの事例検討会”推進運営委員会研究部会がありました。

今年度の主任介護支援専門員研修の振り返りの後、

メインは9月開催予定の“気づきの事例検討会”支部推進員研修会の内容について。

あらかじめ推進員の皆さんにご協力いただいたアンケートとも参考にしながら

毎年のごとく「あーでもない、こーでもない、、、」と真剣に案を出しながら話し合います。


アンケートの中からは、「司会が難しい」とか「質問が難しい」といった意見が、

毎年レギュラーのように上がってきて、今年もやはり多いという結果でした。

司会や質問のについて学ぼうとすると、
トレーニングのためには、

コミュニケーションスキルや思考のプロセスを明確化するほうほうがあると思います。

が、個々で注意したいことは、

「『司会進行役が上手にできること』『質問が上手にできること』が目的ではない」

ということです。


そもそも“気づきの事例検討会”を行うのも、それ自体が目的ではなく、

「個々の実践力を高めたい」という目的があり、

もっといえば、「そのことで利用者によりよい支援ができる」

ということが目的です。


最終的なゴールともいえる「目的」をしっかり押さえることが重要です。

「“気づきの事例検討会”が行えるようになること」

「その中でアセスメントがしっかりできること」

「そのために質問がちゃんとできるようになること」

などは、手段ともいえる短期の目標であることを押さえる必要があると感じました。

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