先週からの続きです。
養成講座と云いながら、
過去の講座を受講されて、既に活動されている方も数名いらっしゃいます。
今までの活動史の中で、かつて
「傾聴ボランティアだから、聴くことに徹して自身からは話をしない」
という意見の人が居られて揉めたことがあるそうな。
確かに、「傾聴」は人の話をしっかりと聴く行為のことだから、
そういう意見も間違いじゃないと思うけど、
私は、施設等での「傾聴ボランティア」は、
謂わば「話し相手ボランティア」ですから、
「白か黒か」「100か0か」の世界ではないと思っています。
相手が話を聴いて欲しいときには、しっかりと聴き、
話の流れで、こちらが話したことで
相手も楽しい時間が過ごせれば、それでいいと思います。
楽しい時間を過ごすためには、ある程度のマナーは必要だと思いますが、
ルールをいっぱい作って「こうあるべきだ」や「ねばならない」に
縛られてしまうと本来の目的が忘れられることになるように思います。
ボランティア活動は楽しいモノでなければ続きません。
でなければ対象者のかたも楽しめないでしょう。
何を目的にボランティアをするのか?
それは押さえておかれた方がよいと思います。
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