2016年7月20日水曜日

面接というライブで色々な状況に対応するために



今日は、名古屋市の国際会議場、

介護職員等キャリアアップ研修会でした。

「対人援助技術と職員間のコミュニケーション」がテーマ。


先ず、利用者とのコミュニケーションと職員間のコミュニケーション、

基本的なことは同じです。ということを申し上げておいて、、、


日常生活でコミュニケーションを取る場合、

すべてがライブです。

生ものであって、あらかじめ台詞が決められてはいません。


相手がどのようなことを、どのように話すかは決まっていません。

その場で、話されたことを聴き、理解して、こちらが話す。

相手にしても、こちらの話したことを聴き、理解して、返してくるわけです。

面接だってそうです。


昨晩、22:25~23:00NHKの「グッと!スポーツ」という番組を観ました。

アイドルグループ嵐の相葉雅紀さんが司会で、

機能のゲストは、女子柔道オリンピック金メダリスト

松本薫選手。

色々なお話しの中で印象に残っていることが2つ、

一つは「得意技、小外刈りは、練習がしんどいので積極的に技をかけたくないときに、

それでもかけないとコーチから怒られるから、相手の足に自分の足をかけて、

いわばごまかしていたのがきっかけだ」と云うこと。

もう一つは、

「試合前に、相手選手のビデオを観て研究はしない」

ということでした。


基礎訓練は、嫌々・・・消極的にでも、繰り返し繰り返ししていけば、

それなりに力(形?)になるということ。

相手の、型を研究するということは、

万が一、相手が違うことをしてきたら、シミュレーションで対応できなくなるから

その場で対応するようにトレーニングするということ。

ということはあらゆることにシミュレーションするということ?

シミュレーションするのではなくて、その場でとっさに対応できるために鍛える問いこと。

いずれにしても、金メダリストというのはすごいことをしているのですね。


我々が、面接する場合も同じことがいえそうです。

クライアントのとっさの動きに応えられる様に、

日頃から面接の技を磨かなければなりません。

日々の、基本的な学びとトレーニング。

消極的でも、意識的に取り組めば、そのうちものになるかもしれませんね。


でも、どうせなり前向きに取り組んだ方が楽しいと思いますけどね!!

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