2016年7月25日月曜日

ケアマネジャー専門研修新カリキュラムが始まってます


今日は、介護支援専門員専門研修Ⅰ新カリキュラム演習指導。

兵庫県では、社会福祉協議会の研修所が、新カリに合わせて独自のテキスト(ワークブック)を作成しました。
新カリキュラムでは、「ケアマネジメント」を

7つの項目別事例を用いて学びます。

専門研修Ⅰでは、模擬事例によるプロセスの検証、

特に、アセスメントからプランニングの部分を行います。


そして、ワークブックには、

「リハビリテーション及び福祉用具の活用に関する事例」
「看取り等における看護サービスの活用に関する事例」
「認知しょおうに関する事例」
「入退院時等における医療との連携に関する事例」
「家族支援の視点が必要な事例」
「社会資源の活用に向けた関係機関との連携に関する事例」
「状態に応じた多様なサービス(地域密着型サービス、施設サービス等)の活用に関する事例」

の7つの事例に関する基本的な視点と演習で用いる事例を

それぞれの項目を分担してテキスト作成のワーキングメンバーが執筆し、掲載されています。

そして、最初の演習日は原則執筆担当者自身が、講義と演習の進行を担うという段取りです。


稲松は「家族支援の視点が必要な事例」の部分を執筆させていただきました。

講師業をしていますので、講師をすることにな馴れていますが、

それでも、いわば初ネタおろしですので、

それなりの緊張感はありました。


ただ、ワークブックの中身がかなり錬られていて、

演習自体も、それに沿って進められる作りになっていますし、

講義部分は、テキストに沿ったパワーポイントも作成していたので、
(稲松がパワポイントを作成することは非常に珍しいのです)

講義部分も、時間内でお伝えしたいことはお伝えでき、

演習も、大きな混乱もなくできたように思います。


ただ、研修スタイルだと(同じパターンの演習を繰り返す)、

受講生は、事例は変わるけれど同じ内容の演習を7回繰り返すので、

とても辛いだろうなぁ、、、と感じました。


ただ、繰り返すことで、

「ケアマネジメントの中のアセスメントのところで

どのような思考プロセスをたどるのか」

という実践のトレーニングをできるのかな?

と感じました。

そうです「修行」の一環だと思ってください。


あっ、それからこの書籍は兵庫県社会福祉協議会で販売しております。

詳しくは、兵庫県社会福祉協議会のホームページをご覧ください。

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