兵庫県では、社会福祉協議会の研修所が、新カリに合わせて独自のテキスト(ワークブック)を作成しました。
新カリキュラムでは、「ケアマネジメント」を
7つの項目別事例を用いて学びます。
専門研修Ⅰでは、模擬事例によるプロセスの検証、
特に、アセスメントからプランニングの部分を行います。
そして、ワークブックには、
「リハビリテーション及び福祉用具の活用に関する事例」
「看取り等における看護サービスの活用に関する事例」
「認知しょおうに関する事例」
「入退院時等における医療との連携に関する事例」
「家族支援の視点が必要な事例」
「社会資源の活用に向けた関係機関との連携に関する事例」
「状態に応じた多様なサービス(地域密着型サービス、施設サービス等)の活用に関する事例」
の7つの事例に関する基本的な視点と演習で用いる事例を
それぞれの項目を分担してテキスト作成のワーキングメンバーが執筆し、掲載されています。
そして、最初の演習日は原則執筆担当者自身が、講義と演習の進行を担うという段取りです。
稲松は「家族支援の視点が必要な事例」の部分を執筆させていただきました。
講師業をしていますので、講師をすることにな馴れていますが、
それでも、いわば初ネタおろしですので、
それなりの緊張感はありました。
ただ、ワークブックの中身がかなり錬られていて、
演習自体も、それに沿って進められる作りになっていますし、
講義部分は、テキストに沿ったパワーポイントも作成していたので、
(稲松がパワポイントを作成することは非常に珍しいのです)
講義部分も、時間内でお伝えしたいことはお伝えでき、
演習も、大きな混乱もなくできたように思います。
ただ、研修スタイルだと(同じパターンの演習を繰り返す)、
受講生は、事例は変わるけれど同じ内容の演習を7回繰り返すので、
とても辛いだろうなぁ、、、と感じました。
ただ、繰り返すことで、
「ケアマネジメントの中のアセスメントのところで
どのような思考プロセスをたどるのか」
という実践のトレーニングをできるのかな?
と感じました。
そうです「修行」の一環だと思ってください。
あっ、それからこの書籍は兵庫県社会福祉協議会で販売しております。
詳しくは、兵庫県社会福祉協議会のホームページをご覧ください。
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