2016年10月27日木曜日

専門的な知識と技術もさることながら

本日は名古屋で「見守り電話ボランティア フォローアップ研修」でした。

主催は名古屋市と名古屋市社協の共催。

地域包括ケアの推進と地域のインフォーマルサポートの活用が相まって、こういう研修が増えてきたように感じます。

電話による安否確認と話し相手のボランティア養成

民生委員と協力して活動する地域福祉の担い手の育成


総合支援事業への変換 移行もあって、沢山の方々に活動のチャンスがあります。

ただ、こういった活動に興味がある人にはチャンスですが、そのような活動に参加する意思がなくても半ば動員される形で引っ張りだされる方もあるようです。

「地域福祉の活動を担う方が嫌々取り組む仕組みはいががなものか」と思う反面、活動の入口は嫌々でも やっているうちに前向きに関わる方もおられるので一概にダメ出しもできないとも思います。


今日の研修はフォローアップ研修で、すでに活動をされている方が対象で、強制的なものではないために、受講されている方はモチベーションも高く、熱心な方がとても多いと感じました。

コミュニケーションの基本的な部分(仕組みや種類、レベルのお話)と、それらの知識と技術が実際の面接に技術としてどのように絡むのかをお伝えしました。

もとよりモチベーションの高い方々ですので、知識や技術の習得にも貪欲な人たちとも言えます。が、そこで強調してお伝えするのは「知識や技術」よりも「何故、そのような知識や技術が必要なのか」ということ。

自分たちがやっている活動の目的や目標。そのための関係性、、、関係作り。利用者理解というようなところを暑く語り、お伝えしたいのです。

そういった「福祉の心」や「理念」がなければ、知識と技術があっても真っ当な活動にはならないと考えるからです。

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