2016年10月23日日曜日

「聴く」ということ


今日は午前午後と自宅で面接のお仕事。


「話を聴く」ということが半分以上の仕事になります。


人材育成を目的に、

目標を決めて面接をする場合には、

質問をして「考えてもらう」ということが増えますが、

それでも「答え」を「聴く」ということがキッチリできないと

次の「思考」につながりませんから、

やはり「聴く」という行為が非常に重要になります。


コミュニケーションということを考えて見ると

「伝える」ということですから、

(稲松は「情報を教諭するプロセス、及び方法」と定義しています)

重要なのは、「聴き手がどのように理解したか」です。


自分が話し手の時には、

「相手(聴き手)にどのように伝わったか」が重要ということですが、

聴き手の時には、

「相手(話し手)が意図したとおりに理解できているか」が重要になるということです。

相手(話し手)の、行動、意識、情緒等、伝えたいことを、

言葉、声、態度の全てから聴き取ろうします。


同時に、自分の情緒や価値観も意識しながら、

もしそれが相手(話し手)の理解に邪魔になりそうなときには、

少し横っちょに置くことをしながら聴きます。


だから人の話を聴くということは疲れるのです。

それだけエネルギーを使う作業だからです。

だから人の話を聴くときにはあらかじめ

そういうことを覚悟しておいた方が賢明です。

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