2016年10月9日日曜日

映画「君の名は」を観て


今日は、映画「君の名は」を観ました。

公開されてから少し経ちますので

ご覧になられた方もおられるかもしれませんね。

(ほんの少しネタバレ注意です)


人と人間関係、時間軸と空間軸を

非常に深い視点やロジックで描かれている作品だと感じました。

観ている途中でも心の中で「リアリティ・・」とつぶやきました。


その中の一つに、

本来は異次元(違う時間・違う場所)に存在する

男女の高校生(青年と少年の間とお嬢さんと少女の間)が出逢った

終盤のシーンで「名前を忘れないように」と、

お互いの手の平に、それぞれの名前を書くシーンです。

少年は、書き終えるのですが、

少女が書き換えた瞬間、少女は消えてしまいます。


その後のシーンでお互いに少しずつ、名前を忘れてしまいます。

少女が思い出すために手のひらを観てみると、

そこには「すきだ」と書いてある。


この瞬間、認知症の人は名前を覚えることが難しい、

でも、「好き」とか「嫌」とかの感情は残る。

そういった意味で「リアリティ」を感じる作品でした。

これ以上のネタバレは行けませんので書きませんが、

人の関係性や内面についてのリアリティ満載の映画でした。

お奨めです!!!

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