「とと姉ちゃん」から「べっぴんさん」に変りました。
「とと姉ちゃん」は雑誌「暮しの手帖」が元になっていましたが、
今回は、神戸の子ども服メーカー「ファミリア」が元になっています。
主人公の「すみれ」はまだ子ども(子役)ですが、
手芸(刺繍)に目覚めて、
病床の母親に自ら刺繍をしたハンカチを持っていくのですが、
うまくできず「スミレやユリの花」を誰もわかってくれません。
母親だけは分るのですが、すみれは納得できずに立ち去ります。
その後、
上手になりたいという一心で、練習しますが思うようには行きません。
そんな折に、姉や父親の手作りの靴は
針と糸で丁寧に作られていると言うことを聞き
刺繍の上達につながると思ったすみれは
出入りの靴職人(市村正親氏の演ずる)麻田さんの店に行きます。
(本当は、この下りが結構色々ごちゃごちゃとあるんですが割愛して)
そこで麻田に「何故、靴を作るところを見たいのか」尋ねられたすみれは、
正直に「上手になりたい」ことを告げます。
すると麻田は「上手でなくても心を込めてその人のために作ることが大切、
そうすれば、思いは届きます。誰でも最初から上手な人は居ません。
一つ一つ丁寧に心を込めて作ることを繰り返していると、
いつの間にかうまくできるようになっている。そんなものです」
と語りかけます。
これって、「対人援助面接も同じやなぁ」って思うて。
上手にやろうと思わずに、心を込めて利用者のために
丁寧に関わっていく、面接していく。意識しながらそれを繰り返していく打ちに
気づけば、少しましな面接ができるようになってる。
基本や繰り返しはやはり大切なんですよ。
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