2016年10月5日水曜日

心を込めて、一つ一つのことを繰り返すことが、上達の道


今週からNHKの朝の連ドラが

「とと姉ちゃん」から「べっぴんさん」に変りました。

「とと姉ちゃん」は雑誌「暮しの手帖」が元になっていましたが、

今回は、神戸の子ども服メーカー「ファミリア」が元になっています。


主人公の「すみれ」はまだ子ども(子役)ですが、

手芸(刺繍)に目覚めて、

病床の母親に自ら刺繍をしたハンカチを持っていくのですが、

うまくできず「スミレやユリの花」を誰もわかってくれません。

母親だけは分るのですが、すみれは納得できずに立ち去ります。

その後、

上手になりたいという一心で、練習しますが思うようには行きません。

そんな折に、姉や父親の手作りの靴は

針と糸で丁寧に作られていると言うことを聞き

刺繍の上達につながると思ったすみれは

出入りの靴職人(市村正親氏の演ずる)麻田さんの店に行きます。
(本当は、この下りが結構色々ごちゃごちゃとあるんですが割愛して)

そこで麻田に「何故、靴を作るところを見たいのか」尋ねられたすみれは、

正直に「上手になりたい」ことを告げます。

すると麻田は「上手でなくても心を込めてその人のために作ることが大切、

そうすれば、思いは届きます。誰でも最初から上手な人は居ません。

一つ一つ丁寧に心を込めて作ることを繰り返していると、

いつの間にかうまくできるようになっている。そんなものです」

と語りかけます。


これって、「対人援助面接も同じやなぁ」って思うて。

上手にやろうと思わずに、心を込めて利用者のために

丁寧に関わっていく、面接していく。意識しながらそれを繰り返していく打ちに

気づけば、少しましな面接ができるようになってる。

基本や繰り返しはやはり大切なんですよ。

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