2016年4月17日日曜日

苦手意識


色んな方(ケアマネジャーさん)と事例振り返りをしていて、

「苦手な利用者さん」とか「苦手なご家族」というのが度々登場します。


「苦手」とはなんなんでしょうか?

「苦手な利用者さん」とはどのような利用者さんなんでしょうか?

「苦手なご家族」って?


自分の思うとおりに動いてくれない利用者さんやご家族?

そこまでは云わなくとも、、、

自分の思っていることを理解してくれない利用者さんやご家族?


話しを聞こうとしないクライアント?

意見がころころ変わるクライアント?

感情的に大きな声を出すクライアント?


なぜ、苦手と感じるんでしょうか?

おそらく、自分の理解を超えているからではないでしょうか?

どうすれば、いいのでしょう。


例えばプロ野球の選手、

苦手なピッチャーがいるとすれば、

なぜ苦手なんだろう?

落差の大きなカーブを投げてくるから。

緩急の差が大きくひっかかってしまうから。


だから打てない。

しかたない、、、、あきらめるのでしょうか?

そんなプロ野球選手はいないでしょう。


どうすれば落差の大きな変化球を打てるようになるのか?

緩急の差をどのように読み取って、対応するのか?

考えて、トレーニングして、試しますよね。


ケアマネジャーさんも、

クライアントの言動のなぜを考え、

自分自身が何故、その言動が苦手なのかを考えて、

次の面接でどのようにするか試さなければ関係性は進みませんよね。


苦手意識とは「意識」ですかから、

その意識を変えようとしなければ克服できません。

そのチャレンジをせずに繰り返していると、

アセスメントをせずに、事前情報だけで苦手意識をしっかりと作りあげてインテークに向かいます。

避けたいですよね!


まず、苦手意識をちょっと脇へ置いておいて、

真っ新な状態で向き合う意識を持ちましょう。

そして、クライアントを多面的に理解する意識を持ちましょう。

そこから、どのように宣していくかを考えましょう。


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