2016年4月26日火曜日

命の大切さを育む視点とクライアント支援


先日の、東播磨カウンセリング研究会総会の記念講演のテーマ

「いのちの教育をどう進めるか」

新見公立大学の住本先生のお話の中から。


「命の大切さ」実感させる教育プログラムの視点について
 
 1.自尊感情を育む

 2.体験活動を充実させる

 3.情報社会の影の部分に対応する

 4.命をまもるためにの知恵と態度を育成する

 5.教員自身が命の意味を問いかける

 以上の5点を上げられ、


 特に、自尊感情をどう育むかという点についてのお話で、

 梶田先生の言葉を引用され、


 自己肯定感について

 1.自分が好きだ

 ということは大切だけれど、それだけではなく

 2.他者との関係性

 3.未来指向型

この3つともが重要だといわれてました。


 このお話は、

 ケアマネジメントを行う際に

 クライアントと向き合って、

 クライアントがポジティブに生活を考えることを支援する際にも

 求められる視点ではないでしょうか?


クライアント自身が、自分自身の存在を肯定的にとらえることへの支援。

そのことが周囲との関係性の中で感じられること。

そのことによって未来に展望が持てること。



支援的に人と向き合う視点は

教育・カウンセリング・社会福祉援助

根底のところで共通するように感じました。



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