父である竹蔵が亡くなって、舞台も既に浜松から東京の深川に移っています。
母の君子の実家は、深川の木場の老舗材木商で、
君子の母、主人公の祖母に当たる滝子(大地真央さん)が店を取り仕切る女将です。
今朝のドラマの中でのエピソード、
客からの注文は“木曽の檜”だが、手違いで“青森のヒバ”が来てしまう。
職人は素人の客には分からないから誤魔化そうとする。
そうしないと大損するからである。
その事に気付いた滝子は烈火の如くに叱って、
直ぐに木曽の檜にやりかえるように指示する。
老舗の暖簾を守るということは、こういう事。
客を裏切る事は絶対にあり得ない。
譲ってはならないことなのだ。
対人援助職はどうなのだろう?
クライアントを裏切る事はあってはならないこと。
これが価値であり、倫理なんだろうと思います。
その思いをつないでいかなければ、
老舗の暖簾というような伝統は育まれないのではないでしょう。
そのあたりを肝に銘じないと、
近いうちにケアマネジャーという仕事は消えて無くなるのでしょう。
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