質問をします。
食事に行こうとなったら、
「どんな食べ物が好き?」
「好き嫌いはある?」
「お酒は飲める?」
この手の質問は、
相手のことを知るためですよね。
対人援助面接においては、
相手を知るという理由だけでは無くて、
相手に考えてもらうための質問があります。
例えば、利用者さんに
「自宅に戻られると、どんなことにお困りになると思われますか?」
「娘さんにお願いすれば、買い物をしていただけると思われますか?」
これらの質問は、利用者さんに自分で考えていただくための質問です。
こういった質問をすることで、
実は、利用者さんが主体であることにもつながっていきます。
同じように、ケースの相談を受けた主任ケアマネジャーさんも、
相談に来られたケアマネジャーさんに質問をするとき、
こちらが答えを用意して伝えるのでは無く、
相手に考えてもらうような質問をすることが大切な場面が結構あります。
過去の支援を振り返り、
「なぜ、そのような行動をとったのか?」
「そのときには、どのような思いがあったのか?」
「どのようにすれば、どんな展開が期待できたのか?」
など、相手に考えてもらう質問をし、
そして、一緒に考える姿勢が必要だと感じています。
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